平成を振り返って・・・その3
平成で起こった政治的なビッグニュースと言うと、やはりH28/6月の
イギリスEU離脱派勝利 そして 同じ年の11月米国でのトランプ勝利
でしょうね・・・この二つの事象は過去40年?以上も前から世界の政治家、
会社の経営トップ、経済学者、評論家と言った方々が枕言葉?念仏の如く
唱え続けてきたグローバリズム(地球=世界主義 或いは 地球共同体主義)
に逆行する動き、即ち保護主義・民族主義への回帰現象?のように見えます。
新聞のコラム・論説によれば、トランプショックは移民やイスラム教徒に対する
排他的主張及び米国第一主義が党派を超え鬱屈する白人労働者らに受け
入れられた結果であると、英国のEU離脱についてもしかり、生活苦、移民の
増加に不満を持つ人々(一般国民)がエリート(Establishment=既得権層)
の主導する政策(協調・統合路線)に”ノー”を突き付けたものと。
又、ポリティカルコレクトネス=Political Correctness(=政治的公正?とか
言った意味の模様)への疑念?反発?が今のアメリカには根強くあり、
建前の偽善性 平たく言うと ええ格好し(=オバマ流の政治手法?)
はもうヤメ、本音で行こう! との機運が トランプ票に、また英国での
EU離脱票に繋がったのでしょう。
日本のマスコミ、概してトランプさんの言動を非難、民主党を応援するが
如き論調の報道が多いように見えますが(小生には)、今のトランプさん
の言動は一般(生粋の?)アメリカ人の本音・本質に一致しているように
思えます、次の中間選挙でもトランプさん勝ちますネ、まず・・・。
排他主義、自国第一主義・・・これは米国だけに非ず、人類は須べからく
利己主義、本性は差別(含む 虐め)が大好き!なのかも??
思うに、上記二つの事象(イギリスEU離脱派勝利 、トランプ勝利)で
言える事は、事前の然るべき根拠を持った調査結果、予想と言ったものが
如何に当てにならないものか!を今さらながらに実感・・・日本では政府
又はマスコミ(新聞、各テレビ局で色んなアホみたいな、意味のない?
アンケート調査があり、その結果に違和感を覚えることが屡々あるも、
こう言ったものの結果は、本音・本心が反映されていない、全く当てに
ならず、信用するに能わず、と心する次第、改めて・・・
吾の平成28年年末の挨拶メールにて、前述の際立った事象・傾向は来年
以降世界各国へ連鎖・拡大して行くでしょうね・・・と言った事を申し述
べましたが、予想通りですね、平成29、30、31年と益々排他的、自国
第一主義(一種のポピュリズム=大衆迎合主義、セクショナリズム)は
伝染の一途を辿っているようです、世界中に・・世界の潮流は共存平和
から排除平和へ??
23:35